介護業界には様々な職種がありますが、その中で注目が集まっているのがサービス提供責任者の仕事です。
サービス提供責任者は訪問介護事業所に配置されるリーダー的な存在で、利用者が40人につき1人以上の配置をしなければなりません。
この義務を怠った場合、訪問介護事業所は業務停止になる恐れもあるため、需要が高い存在と言えるでしょう。
サービス提供責任者の仕事内容は、現場での介護サービスの提供とは少し違っています。
まず、ケアマネジャーが立てたケアプランを基に、実際にどのように介護サービスを提供していくのかという具体的な計画を立てなければなりません。
利用者やその家族に対して細かい説明を行い、実施される具体的な計画について同意を得ます。
また、介護サービスの提供が始まってからも定期的にサービスを見直し、適切ではない場合はどのように変更していくかなどを考えるのも重要な仕事の一つです。
さらに、現場の介護スタッフへの支持や育成、スケジュール調整、業務管理などの仕事もあります。
リーダーとして介護スタッフの悩みを聞いてあげたり、仕事に対するモチベーションの維持に尽力することも求められます。
それに、サービス担当者会議への出席や介護報酬の請求をするのに必要な作業など、事務作業もこなさなければなりません。
もちろん、介護スタッフの体調不良などによる欠勤が出た場合には、急遽現場に入らなければならないこともあり、仕事内容は多岐にわたります。～参考になるサイト：サービス提供責任者のやりがい～
